
毎日が年末年始
一年の締めくくり「年末」。
人生において、他の日とまったく同じ24時間であるにも関わらず、なぜか「あぁ~終わったなぁ」「頑張ったなぁ」という雰囲気になりますよね。
これは周囲の雰囲気がなせる業なんでしょう。
ちなみに12月31日を「大晦日」と言っていますが、他の月末を「晦日」って言うって知っていましたか?
「晦日」の集大成(最終日)なので「大」を冠しているということからも、この日が特別であることが読み取れます。
きっと、みなさんも「今年の振り返り」や「来年の抱負!」など色々考える時間を過ごされると思います。
ただ、ちょっと質問。
今年の抱負を一年間思い続けた日って何日ぐらいありますか?
・・・。
「ぎくっ」とされた方もいるでしょう。
たいていそうです。私も学生の頃や社会人成りたての頃はそのような状態でした。
ただ、この職業柄それではいけないということも実感しています。
ある上司がいっていました。
「毎日が年末年始だと思え。そうすれば、毎日が特別であり、毎日振り返ることができ、明日の抱負かかげることができる。」
なるほどなぁと思いました。
これから先、みなさまを待ち受けるのは「レールなき荒野」です。
ぜひ、そのような荒野を走るための「イメージ」を持つこと、そのような「時間」をもつことを少しでも意識してもらえたらと思います。
彼の有名なナポレオン・ボナパルトの言葉を贈り、今年最後のブログとさせていただきます。
余は常に仕事をし、よくよく瞑想する。何かを企てる前には長い間瞑想し、起こるかもしれないことを予見するよう努めている。
他の者にとっては思いがけぬ場合にも、突如として密かに余に啓示してくれるのは天才ではなく、熟慮であり、瞑想なのだ。
-フランスの皇帝 ナポレオン1世[1769-1821]の言葉-
みなさまよい来年を!