
「ヘルスケアビジネスとビッグデータの時代」セミナーを開催しました
皆様こんにちは!東京支社でリクルーターをしている2年目社員の波多野と申します!
今回は、2020年12月4日(金)のお腹の空くお昼時に開催した学生向けオンラインセミナーについて記事を書きました!
参加できなかった学生向けのダイジェスト記事ですので、どうぞご確認ください!
内容は「ヘルスケアビジネスとビッグデータの時代」ということで、当社で病院分析システムLibraの開発・展開をしている笹さん(副部長)よりお話をいただきました。
セミナーは以下のタイトルで実施しました。
・病院情報爆発時代への対応難とIT人材の不足
・医療や病院の「公定価格」という特殊性
・ヘルスケア業界でのビッグデータは社会にどう影響を与えうるか
・日本経営が取り扱うのはどんなデータか
・日本の医療に、病院経営にどう影響を与えるか
・社内ベンチャーとしての仕事の魅力
まずはLibraのご紹介から。Libraは2014年の研究開発テーマ発表大会「C²INK(シンク)」で入賞し、見事開発投資予算●億円を投じられたビジネスとなります!事業が順調に軌道に乗り、現在6年目になります。
※ ちなみに、研究開発テーマ発表大会「C²INK(シンク)」は、新規ビジネスの立案共有や業務改善の取組発表を、社内コンテスト形式という形で実施している当社の一大イベントです!
Libra事業のビジネスモデルや、Libraを日々の診療の中でどう活用できるか、病院の医療行為の在り方をどのように変えていくか等々、分析ツールを使用した経営改善についてお話いただきました。
また、とある有名病院で分析した医療の質に関する研究もご紹介いただきました。
糖尿病を持っているおばあちゃんが骨折で入院した場合、適切に医療は受けられているのでしょうか?よくある事例を詳しく説明いただきました。
つまりLibraでは、経営の質だけでなく、臨床の質を上げるアプローチを行っていることがわかりました!
「これからの病院経営は再編・統合がテーマになってきます。医療の質を向上させることは良い病院作りに繋がりますので、経営の質、医療の質を高めていく事業を進めていきたいと思います。」と、笹さんは話されていました。
セミナー後半には、笹さんと学生さんとの質疑応答も行われました。どんなやりとりがあったのか、いくつかご紹介いたします!
学生さん
「入社してから身についたスキルはなんですか?」
笹さん
「ストレス耐性。。。というのは冗談で、交渉スキルですかね!コンサルの場は全てが交渉です。契約前の営業交渉から、支援中の価値提供、そして現場を動かしていく意味での交渉。勿論、資料作成におけるスキルや分析スキルも身につきますが、それも全て交渉のためのスキルです!」
学生さん
「コンサルティングではヒアリングすることが大事だと思うのですが、お客様と信頼関係を築くにはどうすれば良いでしょうか?」
笹さん
「信頼関係を築く、なかなか深いテーマですね。信頼関係は「個人と個人」という観点もありますが、コンサルティングでは「法人と法人」の信頼関係という観点があります。
法人どうしの信頼関係においては、契約内容で求められる成果の期待値を超えていくことが求められます。コンサル先でお客様に行動改善を促していくには、個人とA先生(個人)との信頼関係が必要です。私はしっかりと話を聞き、皆様の味方であることを理解してもらうことを意識してコミュニケーションしています。ただ相手の話を聞くだけでは足りません。相手の要望に応えられるかどうか、成果に追求していき、信頼関係を築きます。個人の信頼関係が結果的に成果を生み、法人の信頼関係に結びつく。ここがコンサルのやりがいだったりしますね!」
最後には「私は事業家として、新たに仕事を創り出すことに面白みを感じます。ここに共感してくれる学生と、ぜひとも一緒に仕事をしたいです!」と、笹さんから学生さんにエールを送っていただきました。
次回は1月21日(木)12時~13時、「アフターコロナのコンサルタントと顧客価値」というテーマです!是非、ご参加くださいませ!