
第5回 面接を成功に導くために 〜それは答えになってなくない?自己PRしたがりタイプ〜
全7回のうち第5回目は、”自己PRしたがりタイプ”です。
面接をしているときに、頑張っているのだろうけど、論理性を欠く、もしくはコミュニケーション力に課題があるな
と思うケースが、”自己PRしたがりタイプ”です。
具体的にいうと、「当社に入って、どんな仕事をしたいですか?」と質問した際に
「私の行動特性は●●であり、○○が得意です。アルバイトでも○○の強みを生かして・・」
と比較的どんな質問に対しても、自分のしてきたこと、自分の特性や強みのアピールをしてこられるケースです。
意外に、専門性の高い能力を身に付けている人ほど、そんなやりとりが行われることがあります。
面接官は何を聞きたかったのでしょうか?
この場合、面接官は、当社で「どんな仕事」をしたいのか、を聞いています。
学生さんによっては、アルバイト等の学生生活にて稀有な経験をしているケースもあり、自己PRをしたいのは分かりますが、
面接官としては、「コミュニケーション」が成立していないな、と感じてしまいます。
「コミュニケーション」は、”キャッチボール”をすることが基本です。
面接官は、手始めに軽く1球投げただけで、複数のボールが同時に返ってきたり、思いもよらない剛速球が返ってくるとは思っていません。
一般的には、クローズドクエスチョンには、「はい」もしくは「いいえ」で答える。
オープンクエスチョンには、まずは「聞かれたことを端的に」答えることが大事です。
皆さんのアピールしたいポイントは、面接官がその後の質問で深堀りをして、上手く引き出してくれます。
話すことに抵抗が無く、普段から沢山話す人でも陥りがちですので、「質問に的確に答えられる」よう、簡単な面接練習をしてみたり、
社会人や先輩に講評もらう機会を一度は設けてみることをお勧めします。
アピールしたい気持ちが強すぎて、失敗しないよう、皆さんも気をつけてみてください。
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