ヘルスケア事業部

最高の仲間と最高の成果を生み出す。

私が入社9年目、東日本大震災による被災地の復興支援のために2年間仙台に常駐し、沿岸部を中心に活動していました。
被災されて「今日明日をどう乗り切るか」という現実と向き合う過酷な現場であり、そこではたくさんの経営者と出会い、たくさんの想いを聞き、ただ助けたいという思いに突き動かされる毎日でした。
突き詰めた現場では最終的には人間力が重要であり、人としての厚みや深みの大切さを痛感する唯一無二の経験をさせて頂きました。
仕事の本質や責任の重さをあらためて考えさせられた2年間でした。

事業再生、M＆A、ファンド事業、地域再編の仕事は、ステークホルダーが非常に多いため、専門知識はもちろんのこと、さまざまな立場に立って親身に考えれば考えるほど、意思決定に悩むことが多くあります。
そのような時こそ「あるべき姿はなにか？」を常に考え、誰かに肩入れすることなく、冷静に正しい判断と意思決定を行うことが重要です。
その中で厳しいことを伝えなければならない場面もありますが、あるべき姿を追及し、感情に流されることなく成果を見て取り組むことが重要です。

ヘルスケアのコンサルティンググループとして国内はもちろん、世界のリーディングカンパニーを目指します。
これからヘルスケア業界は大再編時代を向かえます。
2025年度を目標に日本は財政基盤の最大の課題である社会保障費の適正化に抜本的に乗り出し、地域の医療機関と介護施設の再編や統廃合が活発化することになるでしょう。

その中で日本経営グループが今まで培った総合力を武器に、国、自治体を巻き込み、この社会課題の解決に真正面からチャレンジをしていきたいと思います。
そしてこの国内の再編の目途が立てば、その後は世界へのチャレンジをしていきます。