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戦略コンサルティング部

事業部の概要

少子高齢化における日本において伸び続ける医療介護需要。水や電気など人が生活する上でなくてはならない社会インフラの一つに病院や介護施設が挙げられます。これらは例え地方、離島であっても安心して暮らしていくためには必要不可欠であり、そのような事業者が安定的に運営していくためには経済的基盤を確立する必要があります。

当事業部は病院や介護施設などの「ヘルスケア業界」を中心にサービスを提供しており、「政策」や「医業経営」の観点からベストプラクティスを選択いただけるよう提言を行い、顧客の理念・ビジョン実現に向けたコンサルティング事業を展開しています。

STRENGTHS
& CHALLENGES

事業部の強みと課題

  • STRENGTHS

    強み

    ■独自ノウハウと高品質コンサル!
    単なる計画策定に留まらず実行支援まで行い、成果をコミットメントするコンサルティング。全国100近い金融機関と提携し、事業再生した病院は数知れず当社独自のノウハウを活かしたコンサルティングは顧客から好評を得ています。

    ■ステークホルダーは病院だけにあらず!
    当社の顧客は病院、介護事業者といった事業者だけに留まらず厚労省や都道府県、市町村といった行政まで幅広く支援しています。少子高齢化の現在、国や地方自治体はどうやって事業者が安定的に事業を継続出来るか、介護保険等の財政を維持できるかが喫緊の課題となっています。分析から実行支援まで、現場を知り尽くすコンサルティングファームだからこそ出来るノウハウは行政からも期待されています。

    ■医療介護に特化したトータルサポートを実現!
    医療介護業界に特化した当社だからこそ出来る様々な専門サービス、ノウハウが数知れずあり、ワンストップで提供出来る強みとなっています。これらの集積により直近15年余りで病院1,485件、介護事業者623法人の支援実績となっており、国内トップクラスのコンサルティングファームを形成しています(2022年9月末現在)

  • CHALLENGES

    課題

    ■中堅社員が手薄
    当部門では若手からベテランまで多様なキャリアが一緒にチームを編成し活力がありますが、30代の中堅層が手薄になっており、受託をセーブせざるを得ないケースも生じています。中堅層の社員を増やし、拡大するニーズに対する対応力を高めていく必要があります。

    ■生産性の偏りがある
    多様化・複雑化する経営相談に、各専門分野に応じたコンサルタントが対応しています。一方、特定のコンサルタントやチームに業務が集中することがあり、働き方や投下時間、生産性に偏りがあります。業務合理化やノウハウの集約化等を図り、個々のニーズに応じて長期にキャリア形成が出来る組織づくりが必要です。

    ■専門分野の融合
    当事業部は「ヘルスケア」という業界に特化している分、扱う経営テーマは多岐に亘っています。各専門分野のコンサルタントが融合して業務を行っていますが、属人的になりやすい側面があります。個を生かしながらも組織として安定的にサービスが提供できる組織や仕組みづくりが必要です。

POINT

ポイント

  • CASE~将来ビジョンと経営計画策定~
    病院の将来を一緒に構想し
    「戦略」「戦術」「実行支援」までトータルに支援

    地域医療構想・診療報酬改定など環境が激しく変化する中では、目指すべき姿・あるべき姿にも方針転換を迫られます。私たちは、環境変化を踏まえた経営計画の策定・戦略に基づいたアクションプランの策定から実行支援までトータルに支援しています。病院幹部の皆さんと地域や病院の将来について構想し、一緒に作り上げていくのはとてもやりがいのある仕事です。

  • CASE~病院建替え支援~
    生涯一度の大プロジェクトの推進

    持続可能な経営を目指した病院建替えを支援するサービスを展開しています。病院の建替えは、30年~40年に一度避けることができない、また、事業の存続を左右する極めて重大な意思決定です。経営者やプロジェクトに参加されるスタッフの方々にとっても、一生に一度あるかどうかの大仕事で、関わる人も大規模です。コンサルタントとしての責任と力量が高く問われるテーマですが、やり遂げたときの達成感、充実感は他に変えられないとてもやりがいのある仕事です。

  • SOLUTIONS
    ヘルスケア事業部で提供している
     主なコンサルティングサービス

    ヘルスケア業界に生じるあらゆる社会課題・経営課題が私たちの取り組むコンサルティングテーマです。
    <主なコンサルティングサービス>
    【経営戦略・事業構想】 
    ・病棟再編、経営計画策定
    ・基本構想/基本計画策定
    ・公立病院経営強化プラン策定
    ・地域医療構想推進
    ・病院建替え支援
    ・健診事業の新設・収支改善
      
    【収益向上・経営改善】
    ・病院の経営改善
    ・事業再生支援
    ・診療報酬最適化
    ・生産性向上支援
    ・M&A、PMI
    ・コスト削減
    etc.

  • 事業部の構成

    拠点:東京・大阪・札幌・福岡・東北・海外の6拠点(全体約60名)
    平均年齢:30代後半
    新卒:キャリア=6:4

    金融、病院、医療関連企業、WEBデザイナー、会計士等、バラエティ豊富な多数のキャリア社員と新卒社員が融合し、案件やプロジェクトごとにチームを作って取り組んでいます。

  • 最近の書籍のご紹介

    『病院建替えの教科書』
    2020年発売

    最近の病院建替えでは、地域医療構想などの流れのなかで、経営戦略を変更するケースや2025年以降の地域状況を見極めた診療機能や規模の見直しなどを行うケースが主流になってきています。
    病院建替えに限らず、どんな取り組みでも企画の最初の段階で詳細に検討することが最も重要であり、ここで失敗するとその後すべての事項に影響を及ぼします。そのため、どんな複雑な条件でも多くの関係者と調整をしながら作業を進める必要があります。
    本書では、この「基本構想」「基本計画」をどのように立案し検討をしていくべきか、どんなビジョンを持つべきかなどを詳しく解説しています。

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