Project 09
「誰かがする経営」から
「自分がする経営」への転換
戦略の無い事業展開は、経営者にとっても従業員にとっても不安である。
「このまま働き続けていいのだろうか」「何を目指しているのだろうか」戦略なき組織ではこのような不安の声は絶えない。
今はなんとか経営できているものの、人も少なくなり大きな収入の増加も期待できない社会福祉事業。
従業員と一体となって事業を改革したいという願いから中期経営計画の策定を弊社に依頼された。
PROJECT MEMBER
プロジェクトメンバー
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マネージャー職
介護福祉事業部
2011年入社 -
リーダー職
介護福祉コンサルティング部
2017年入社
PROJECT STORY
プロジェクトストーリー
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業態トップ(ミドル層)とその右腕で作る中期経営計画
様々な事業展開を行っていた背景から、業態だけで20種以上。
トップダウンでの戦略策定では納得感・実行性が薄れてしまうことから、各業態で中期経営計画を立てることを支援。
各業態トップのメンバーに「右腕を本プロジェクトに連れてきてほしい」と依頼。
「自分たちの未来は自分たちで作るものだ」と経営者が期待を伝え、プロジェクトがキックオフ。 -
泥臭い「現状分析」と職員を惹き付ける「ビジョン」設定
今回の支援は各業態トップが「中期経営計画」を自らつくりあげること。
もちろん現状分析も本人たちが実施し、事業の目指すべき姿をビジョンとして設定する。
自分たちがどのような現状におかれていてこれからどのような事業を目指すべきかをとことん考え、目標設定を行った。 -
中期経営計画を動く仕組みに
中期経営計画が絵に描いた餅になってしまっては意味がない。
また事業トップが一人で動くようなものであれば、起こせる変化はたかが知れている。
全従業員を巻き込みながら、誰が、誰と、いつ、何を、どのように行うか細部まで作戦を立てるからこそ変化が生まれる。
最後は具体的なアクションプランを従業員と立案し、毎月進捗を確認している。
業績も3,000万円の赤字から翌年5,000万円の黒字まで改善した。